●研修OB・OGの声●
研修OB・OGのコメントをご紹介いたします。




準備中



準備中
●OB・OGの声●
     南川侑介 大阪医科薬科大学病院
  私は2021年に大阪以下薬科大学麻酔科に入局し、大学で1年間勤務した後は天理よろづ相談所病院で1年間研鑽を積みました。どちらも急性期病院で心臓手術の麻酔やその他重症症例、緊急手術を多く経験しました。そこで手術室を出ても重症患者の全身管理ができるかと次年度は救急での研修を希望し鳥取大学医学部附属病院高度救命救急センターで修練しました。最初は慣れない救急外来やI C Uでの業務は不安でいっぱいでしたが、上級医の先生方は親切になんでも教えてくださりました。救急の現場では手術室と違って診断能力や急性期を脱した後のことも考えて管理することが普段と違って最初は難しく感じました。鳥大救急は若手になんでもやらせてあげようとする雰囲気がとても良いと思いました。私もやったことのない手技をたくさんさせていただき、できることが増えました。ドクターカーやドクターヘリでのプレホスピタル診療も経験することができ1分1秒を争うような急性期に疾患に誰よりも早くタッチできることに怖さもありましたが、それ以上にやりがいがありました。今まで手術室で行ってきた神経ブロックや硬膜外麻酔を用いて外傷や熱傷に対して外来やI C Uでの鎮痛を行なったことはとても良い経験になりました。術後以外でも急性期疼痛で苦しんでいる患者さんが多くいることを知り、そういったことに特化した麻酔科になるという選択肢を見出すことができました。救急と麻酔科は全身管理をするという共通点がありますが、異なった点もたくさんあります。1年の研修を通してお互いのいいところを共有していくことができればより良い医療を提供できるのではと感じました。若手救急医、麻酔科医ともに鳥大救急での研修はとても実りのあるものになること間違いありません。